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06月18日-04号

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  1. 綾町議会 2020-06-18
    06月18日-04号


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    最終取得日: 2021-09-18
    令和 2年第3回定例会( 6月)令和2年第3回(6月)綾町議会(定例会)会議録令和2年6月18日再開       令和2年第3回綾町議会(定例会)が令和2年6月18日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    |松   本   俊   二  |6    |日   髙   憲   治  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|2    |青   木       實  |7    |児   玉       信  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|3    |山   田   由 美 子  |8    |松   浦   光   宏  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|4    |池   田   和   昭  |9    |日   高   幸   一  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|5    |兒   玉   千   歳  |10   |橋   本   由   里  |└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  |高   松   俊   秀  |書 記  |藤   島   裕   輔  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町長       | 籾 田    学  |副町長      | 増 田  俊 男  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育長      │ 日 高  和 典  |総務税政課長   │ 蓮 子  浩 一  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│企画財政課長   │ 竹 下  琢 郎  |福祉保健課長   | 佐 藤  光 久  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│農林振興課長   │ 兒 玉  良 次  |産業観光課長   | 松 下  栄一郎  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│町民生活課長   │ 野 村    修  |建設課長     | 中 原  修 一  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育総務課長   │ 吉 鶴  慶 久  │社会教育課長   │ 森 園  由美子  │├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ユネスコエコパーク|           |         │           ││推進室長     | 入 田  賢 一  │会計管理者    | 小 村  久美子  |└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和2年第3回(6月)綾町議会(定例会)議事日程令和2年6月18日再開        開    議   日程第1 議案第29号 綾町税条例の一部を改正する条例   日程第2 議案第30号 綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例   日程第3 議案第31号 綾町重度障害者(児)医療費助成に関する条例の一部を改正する条例   日程第4 議案第32号 綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例   日程第5 議案第33号 綾町介護保険条例の一部を改正する条例   日程第6 議案第34号 農業委員会農業委員の任命につき同意を求めることについて   日程第7 議案第35号 固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて   日程第8 議案第36号 令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)   日程第9 決議案第2号 議案第36号 令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議   日程第10 議案第37号 令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)   日程第11 議案第38号 令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   日程第12 議案第39号 令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第1号)   日程第13 意見書案第2号 新型コロナウイルス感染症対策に係る財源確保等を求める意見書   日程第14 議員派遣の件について   日程第15 各常任委員会の閉会中の審査及び調査について   日程第16 議会運営委員会の閉会中の審査について   日程第17 二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(再開午前10時00分) ○議長(日高幸一君) おはようございます。 本日の議事日程は、委員長報告、討論、採決となっております。なお、議事進行につきましては御協力をお願いいたします。 ただいまから本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第29号 △日程第2.議案第30号 ○議長(日高幸一君) 日程第1、議案第29号、綾町税条例の一部を改正する条例及び日程第2、議案第30号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) おはようございます。 それでは、本委員会に付託されました議案の審査結果を会議規則第72条の規定により報告いたします。 議案第29号、綾町税条例の一部を改正する条例。 なお、審査経過及び結果につきましては、割愛をさせていただきます。お手元の資料で御確認ください。 主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る支援策として、地方税等の一部を改正する法律(令和2年法律第26号)が、令和2年4月30日に交付されたことに伴う綾町税条例の一部改正でございます。 具体的な内容は4点ありますので御確認をください。 委員会審査で分かったこと。 1、寄附金税額控除の特例につきましては、文化庁・スポーツ庁が指定した対象イベントが中止等になった場合、チケット等の払戻金(年間合計20万円が上限)から、2,000円を差し引いた金額の40%が控除できるということでございます。 主な意見としましては、1、新型コロナウイルス感染症に係る支援策としての地方税法改正に伴う条例改正であります。町民への告知や説明を迅速かつ丁寧に実施してほしいとの意見があり、全員賛成で可決されております。 続きまして、議案第30号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例。 主な内容は、引用する法律名の改正に伴う条例の一部改正であります。 委員会審査で分かったこと。 1、名称が改正された法律は、令和元年5月31日が公布日で、令和元年12月16日が施行日であったが、それを見落としていたため今回のタイミングでの条例改正となったとのことでした。 2、法律改正に伴う例規のチェックについては、特に専任担当者を配置しておらず、各課の責任において行っている。 3、法令等の改正に係る当局からの確定情報については、ぎりぎりの日程やタイミングでしか確認できない場合がある。 4、税条例改正に係る専決処分は、例年、年度末の3月に実施している。 主な意見としましては、1、またぞろ法律改正の見落としによる条例改正の遅れである。これまで何度も指摘してきたことではあるが、後を絶たない状況は極めて問題であり、町民からは一事が万事と見られ、行政の信頼回復どころか、行政のさらなる不信感につながりかねない。一層の自覚、責任感、危機感を持ってほしい。 また、行政は法律や条例等に基づく業務執行が基本であることを再認識することに加え、業者からの情報だけに頼ることなく、再発防止に向けたチェック体制の構築、各課での意識向上及び近隣自治体との連携強化など、主体的な情報収集の徹底を強く求める。 2、専決処分の必要がある場合は、概要等について事前に議会への説明を行ってほしい。そのためには、国会の法案審議状況等にも注意を払うなど適時適切な情報収集が必要である。また、議会においても情報共有を徹底するとの意見が出され、全員賛成で可決となっております。 以上でございます。 ○議長(日高幸一君) まず、日程第1、議案第29号、綾町税条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第29号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第29号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第29号、綾町税条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第2、議案第30号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第30号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第30号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例につきまして、意見を申し上げて賛成討論を行います。 委員長報告の意見には同感するものであります。綾町役場では3月以降5人の職員が退職しています。非正規職員を会計年度任用職員に変更となり、その職員数も勤務時間も短くなっています。財政削減を重要視することは、こうしたことにつながってはいないか憂慮するものです。 続けて、要望を申し上げます。 議会には、条例の制定や改定は議案として出されますが、規則や要綱は提案も提出もされません。今回もコロナ感染症関連で国保税の減免を求めたところ、今年6月1日付で規則がつくられておりました。年4回の定例議会に要綱、規則の新設や改定を資料として提出していただくことを求めたいと思います。また、さらに町民にも十分情報公開されるよう要求いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第30号に対する総務委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第30号、綾町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第31号 △日程第4.議案第32号
    △日程第5.議案第33号 ○議長(日高幸一君) 日程第3、議案第31号、綾町重度障害者(児)医療費助成に関する条例の一部を改正する条例から、日程第5、議案第33号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例を一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長橋本由里君) 報告を申し上げます。 議案第31号、綾町重度障害者(児)医療費助成に関する条例の一部を改正する条例。 審査期日、説明者はご覧をいただきたいと思います。 今回の改正の主な内容を申し上げます。重度障がい者の──正しくは、間に(児)が入ります──外来診療における医療費助成方法現物支給方式に変更する改正でございます。 県外の医療機関を受診した場合には、償還払い方式が残ります。 委員会審査で分かったこと。 1つ、今改定は、長年要望があった重度障がい者・障がい児の医療費窓口支払いの償還払い方式を現物給付方式に改めるものでございます。 平成30年に1万件を超える請願署名が県議会に出され採択されたことから、綾町でも改正されるものです。 2つ、方式変更に対し、国が県に交付する財政調整基金ペナルティーという形で減額をします。県はその分を100%市町村負担、納付金に上乗せをするという形で負担を求めています。綾町では、1医療機関ごとに入院で月1,000円、入院外つまり外来で500円の負担を求めるとしております。負担額は自治体裁量のため県内でも対応は様々でございます。 令和2年5月現在の自治体の状況は、下に記しておりますので御覧ください。 この方式の変更に所得の要件はありません。 また、精神障がい者が対象になっていないのですが、これは、精神障がい者の方々への制度構築が遅れているためとされています。ただし、自立支援は現物給付方式となっているようです。 綾町で今制度の資格認定者数は、現在168人いらっしゃいます。うち償還払い方式を利用されている方の申請者は155人となっております。 償還払い方式につきましては、そこに米印で記しておりますのでご覧ください。 採決に当たっての主な意見といたしまして、県下一斉の制度改正であり、県も負担すべきである。 一部負担金は今後軽減に努めること。 負担軽減であり賛成をする。 以上の意見が出されまして、全員賛成で可決をされました。 続きまして、議案第32号、綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例です。 期日、説明者はご覧ください。 主な内容は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の規定を新設するための条例の一部改正でございます。 委員会審査で分かったこと。 1つ目、3日間の待機期間を設定する理由は、3日間休んでもなお4日目も休む必要性を確認するため、つまり仮病で休むことを防止するためです。これは社会保険傷病手当も全く同じ規定になっております。 2つ目、申請が必要であること。そのためには事業者の証明も必要となります。 3つ目、新型コロナ感染症の感染者に対する開示はされておりませんが、中央保健所の協力が必要なので申入れをしているということでございました。 4つ目、今条例改正は、被用者のみを対象としており、事業主が感染しても傷病手当は支給されません。自治体の裁量で対応することは認められております。既に対応している自治体もございます。 5つ目、日当は申告書で計算が可能となっております。申告の種類は青色でも白色でも計算できるとなっております。 後期高齢者の皆さんの傷病手当につきましては、宮崎県の後期高齢者医療広域連合のほうで令和2年第1回広域連合議会におきまして、日之影町の議員からこのことについての質問は出されており、条例、規則の改定案が出されているとの報告がございました。つまり、75歳以上の方についても適用される方向であると考えておりますので、ここに記載をさせていただいております。 採決に当たっての主な意見といたしまして、待機の3日間は分かりにくい。対象者に分かりやすい説明をするよう求める。 次に、事業主が対象にならないのは納得がいかないが、今後改善の方向とのことなので賛成する。 3つ目、新しい国保加入者傷病手当が支給されることになるので賛成する。 以上の意見が出され、全員賛成で可決されました。 議案第33号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例について報告いたします。 期日、説明者はご覧ください。 主な内容といたしまして、消費税増税に伴う住民税非課税世帯への経済的負担の軽減と、新型コロナウイルス感染症の影響による収入減への保険料減免を追加する条例の一部改正でございます。 委員会審査で分かったことを申し上げます。 1つ目、軽減対象者は、第1段階、第2段階、第3段階の方々です。 第1段階というのは、生活保護の受給者、第2段階は、世帯全員住民税非課税で収入の合計が80万円から120万円まで、第3段階は、世帯全員住民税非課税で収入の合計が120万円を超える場合です。 2つ目、新型コロナウイルス感染症の状況によっては、対象期間の延長があり得るということでございました。 主な意見といたしまして、保険料軽減の拡大なので賛成をする。被保険者には、丁寧な説明を求める。昨年10月からの消費税引上げコロナウイルス感染症関係の減免の追加であり賛成をする。 以上の意見が出されまして、全員賛成で可決をされました。 以上、報告といたします。 ○議長(日高幸一君) 日程第3、議案第31号、綾町重度障害者(児)医療費助成に関する条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第31号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◎議員(橋本由里君) 議案第31号、綾町重度障害者(児)医療費助成に関する条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の討論を行います。 長年にわたり、県議会に要請行動されてきた脳性麻痺の御夫婦にお会いをいたしました。周りの手助けも受けながら子育てもされてきました。生活は経済的にも大変です。償還払いでもどうせ戻ってくるんだから申請が大変なら、毎月でなく数か月ずつまとめて申請すればいいのではないかという意見も出されたこともありました。しかし、毎月申請しないと家計が回らないのです。申請のために毎月役所に足を運ばなければなりませんでした。そうした方々が短期間に1万人を超える署名を提出し、県議会もやっと重い腰を上げ、今回の運びとなりました。 こうした制度に国がペナルティーをかけることを容認してはならないと思います。ましてや県はその分を自治体の納付金に上乗せし、またその分を重度障がい者の方々に負担させるという仕組みです。入院外、つまり外来診療の場合、月500円は安いと思う方もいらっしゃるでしょうが、でも一医療機関当たりですから、内科、歯科、眼科と受診すれば1,500円負担ということになります。 質疑では、担当課から今後検討する余地もある旨の答弁がありましたので、大いに期待をいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第31号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第31号、綾町重度障害者(児)医療費助成に関する条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第4、議案第32号、綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第32号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第32号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の 方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第32号、綾町国民健康保険条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。 日程第5、議案第33号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第33号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第33号に対する文教福祉委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第33号、綾町介護保険条例の一部を改正する条例は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第34号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第6、議案第34号、農業委員会農業委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 まず、議案第34号のうち、日髙憲治氏の任命同意についてを採決いたします。 議員本人の採決でありますので、地方自治法第117条の規定により日髙憲治議員の退場を求めます。(日髙憲治議員 退席) ○議長(日高幸一君) 討論を行います。日髙憲治氏を任命同意することに反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は無記名投票で行います。 議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖) ○議長(日高幸一君) ただいまの出席議員は8名であります。 次に、立会人を指名いたします。 綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に池田議員松本議員を指名いたします。 ここで念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により反対といたします。 ただいまから投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(日高幸一君) 投票用紙の漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(日高幸一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票を願います。(事務局長点呼議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 松本 俊二 議員        2番 青木  實 議員 3番 山田由美子 議員        4番 池田 和昭 議員 5番 兒玉 千歳 議員        7番 児玉  信 議員 8番 松浦 光宏 議員       10番 橋本 由里 議員……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。池田議員松本議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(日高幸一君) 投票の結果を報告いたします。投票総数8票、有効投票8票、無効投票0票、有効投票中のなかで賛成8票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、議案第34号のうち日髙憲治氏を任命同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) ○議長(日高幸一君) 日髙憲治議員の入場を許可いたします。(日髙憲治議員 入場) ○議長(日高幸一君) しばらくお待ちください。 会議を開きます。 次に、議案第34号のうち、日髙憲治氏を除く9名につきまして、一括採決します。 討論を行います。日髙憲治氏を除く9名につきまして、任命同意することに反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) 議案第34号、農業委員会農業委員の任命につき同意を求めることについて賛成の立場で討論を行います。 今、日髙憲治氏が同意されましたけれども、今回候補者として10名の候補者が提示されております。再任が5人、新人が農地利用最適化推進委員から農業委員候補者になられた方を含め5人であります。候補者におかれましては、これまでの農業委員としての経験や農業経験を生かして、農地等に係る事案を適正に審議・決定していただけるものと確信しております。 これまで執行部に対して、議会に同意を求める人事案件については、過去の選挙管理委員や人権委員、公平委員の同意においても意見を述べましたが、年齢、地区、経歴に加えて各候補者の委員として取り組む姿勢等について、今後は簡単なコメントを添えていただくことを執行部に求めて、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は無記名投票で行います。 議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖) ○議長(日高幸一君) ただいまの出席議員は9名であります。 ここで念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により反対といたします。 ただいまから投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(日高幸一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(日高幸一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票をお願いします。(事務局長点呼議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 松本 俊二 議員        2番 青木  實 議員 3番 山田由美子 議員        4番 池田 和昭 議員 5番 兒玉 千歳 議員        6番 日髙 憲治 議員 7番 児玉  信 議員        8番 松浦 光宏 議員10番 橋本 由里 議員                   ……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。池田議員松本議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(日高幸一君) 投票の結果を報告いたします。投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票、有効投票中賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、日髙憲治氏を除く9名の方を任命同意することに決定いたしました。 したがいまして、議案第34号、農業委員会農業委員の任命につき同意を求めることについては、10名全員を任命同意することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第7.議案第35号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第7、議案第35号、固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 本件は、3名の委員についての選任同意となっておりますので、1名ずつ討論、選任同意の採決を行います。 まず、大隈哲宏氏の選任同意についてを採決いたします。 討論を行います。大隈哲宏氏を選任同意することに反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。採決は無記名投票で行います。 議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖) ○議長(日高幸一君) ただいまの出席議員は9名であります。 次に、立会人の指名をいたします。 綾町議会会議規則第30条第2項の規定により、立会人に松浦議員、青木議員を指名いたします。 ただいまから投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(日高幸一君) ここで念のため申し上げます。 本案に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載してください。なお、白票については、綾町議会会議規則第79条の規定により反対といたします。 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(日高幸一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票をお願いいたします。(事務局長点呼議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 松本 俊二 議員        2番 青木  實 議員 3番 山田由美子 議員        4番 池田 和昭 議員 5番 兒玉 千歳 議員        6番 日髙 憲治 議員 7番 児玉  信 議員        8番 松浦 光宏 議員10番 橋本 由里 議員                   ……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。松浦議員、青木議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(日高幸一君) 投票の結果を報告いたします。投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票、有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、固定資産評価審査委員会委員に大隈哲宏氏を選任同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) ○議長(日高幸一君) 次に、森久保正廣氏についてをお諮りいたします。 反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。先ほどと同じ要領で行います。 議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖) ○議長(日高幸一君) ただいまの出席議員は9名であります。 ただいまから投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(日高幸一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(日高幸一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票をお願いいたします。(事務局長点呼議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 松本 俊二 議員        2番 青木  實 議員 3番 山田由美子 議員        4番 池田 和昭 議員 5番 兒玉 千歳 議員        6番 日髙 憲治 議員 7番 児玉  信 議員        8番 松浦 光宏 議員10番 橋本 由里 議員                   ……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。 開票を行います。松浦議員、青木議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(日高幸一君) 投票の結果を報告いたします。投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票、有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、固定資産評価審査委員会委員に森久保正廣氏を選任同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) ○議長(日高幸一君) 次に、松本淳資氏についてをお諮りいたします。 反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。 議場の閉鎖をいたします。(議場閉鎖) ○議長(日高幸一君) 採決は、先ほどと同じ要領で行います。 ただいまから投票用紙を配ります。(投票用紙配付) ○議長(日高幸一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱の点検をいたします。(投票箱点検) ○議長(日高幸一君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票をお願いいたします。(事務局長点呼議員投票)……………………………………………………………………………… 1番 松本 俊二 議員        2番 青木  實 議員 3番 山田由美子 議員        4番 池田 和昭 議員 5番 兒玉 千歳 議員        6番 日髙 憲治 議員 7番 児玉  信 議員        8番 松浦 光宏 議員10番 橋本 由里 議員                   ……………………………………………………………………………… ○議長(日高幸一君) 投票漏れはありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 投票漏れなしと認めます。 開票を行います。松浦議員、青木議員、開票の立会いをお願いいたします。(開票) ○議長(日高幸一君) 投票の結果を報告いたします。投票総数9票、有効投票9票、無効投票0票、有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり全員賛成であります。よって、固定資産評価審査委員会委員に松本淳資氏を選任同意することに決定いたしました。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖)────────────・────・──────────── △日程第8.議案第36号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第8、議案第36号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長橋本由里君) 議案第36号につきまして、御報告いたします。 令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)のうち文教福祉常任委員会に審査委任された部分につきまして、御報告いたします。 期日及び説明者はご覧をいただきたいと思います。 教育委員会。 教育委員会は、教育総務課と社会教育課と一緒に報告いたします。 主な内容といたしまして、海外ホームステイ事業の168万7,000円の減額、夏祭り中止によります200万円の減額、図書館管理費といたしまして70万円の増額でございます。 なお、図書館管理費は、「照葉樹林文化を考える会」からの寄附を受けまして図書を整備するものとなっております。 委員会審査で分かったことを御報告いたします。 教育総務課からです。 1つ目は、「持続可能なみやざきづくりを実現する環境教育推進事業」は中学校が対象となっております。学年別で申し上げます。 1年生は、自然探求として、水質検査キットでの綾町の水と生き物を調査することとしております。 2年生は、人への探求。リサイクル工場の見学などが計画されているそうです。 3年生は、自分への探求。自分自身の生き方、ふるさと綾の未来を考えるということでございました。テーマはそういうことになっております。 学校全体では、学級活動、生徒会活動での実施を行うとしております。 生徒会では、ペットボトルキャップと書き損じはがきの回収、またユニクロの「服のチカラプロジェクト」に参加をすることとしております。 2つ目は、学校臨時休業対策費の補助金18万6,000円は、一斉臨時休業中の保護者負担軽減のために給食中止に伴う食材費を返還するもので、既に発注済み分の牛乳、パン代、これは4分の3、そして25万円を公益財団学校給食会に支払うこととなっております。4分の1は、綾町の負担となりますが、そのうちの8割は特別交付税で措置されることとなっております。 3つ目は、綾中学校の学校介助員は、当初1日5時間の勤務予定でしたが、7時間に延長になっているものです。 次に、社会教育課のものについて、委員会審査で分かったことを報告いたします。 1つ目は「照葉樹林文化を考える会」からの寄附は蔵書とほかにお金で70万円です。宮崎大学から3人の方がお見えになり、会を解散し整理するためと伝えられたということでございます。 2つ目のシンガポールのステイホーム事業は、3月中にシンガポール側からの要請で中止をしたということでございます。 次に、福祉保健課について申し上げます。 主な内容は、障がい者の地域生活支援事業、訪問入浴サービスの165万8,000円です。 委員会審査で分かったことといたしまして、1つ目は、綾町では介護保険適用外の障がい者訪問入浴サービスが実施されておりませんでした。今回、要綱をつくり対応することになったものです。現在のところ、対象者は1名で入浴は週2回。ただし、町内にはこれに対応してくれる事業者がありません。申請はまだ行っていないそうですが、申請予定事業者は、国富町の慶明会訪問入浴ステーションと予定しているということでございます。 2つ目、旧北俣保育所を使ってのミラクルジムは、作業療法士による柔軟性・体幹を鍛える運動を実施するものです。受講者のほうは、3か月を1クールとすることとしております。作業療法士の人件費でありますが、1回1万5,000円となっております。旧北俣保育所を利用しての回数は週2回、対象者は65歳以上となっております。 同じく、旧北俣保育所を使ってのみんなの楽校「リアン」は、水木金曜日の週3回行われております。要支援のデイサービスを実施しております。 旧北俣保育所のトイレは、大人用が2か所あるものの1か所ずつ離れており、今後も使用していくならば、雨漏りとトイレの改修も必要になるということでございました。 続けて、ユネスコエコパーク推進室関係の予算について、主な内容は、会計年度任用職員の2人の雇用によるものです。 委員会審査で分かったことといたしまして、1つ目、今回作られております1冊500円の綾町の写真集は、現在はエコパークセンターのみで販売をしております。 2つ目、会計年度任用職員お二人の雇用ですけれども、1人はこの3月まで中学校の校長先生をされていた方だそうです。昆虫専門官として子どもたちの環境学習、ビオトープの活用も兼ねておられます。また、視察にお見えになる方々の対応も担当されるそうです。 もう一人の方は、1年前に宮崎大学を卒業した長崎出身の女性で、卒論は綾の照葉樹林に関するものだったそうです。主な業務といたしましては、まちづくり協議会、森林セラピーなどの事務局業務を担うこととなっております。 採決に当たっての主な意見です。 1つ目、旧北俣保育所の修繕費が懸念材料である。今後も恒常的に使用していくのかを十分検討し、その上で修繕費のかけ方も考えるべきである。 2つ目、北俣保育所です。有効利用されており、今回は一部修繕だが継続的修繕が必要である。 3つ目、障がい者訪問入浴予算は、家族の負担軽減になるので賛成である。 4つ目、県立学校では、学校介助支援員の支援時間の規定があるので、この規定内での対応を望むという意見です。 5つ目、次亜塩素酸水の購入は不要であるという御意見。 6つ目、旧北俣保育所の諸問題は、執行部で今後どう活用していくのか方針を立てて示してほしい。 最後にエコパークの新しい職員は、二人とも積極的で子どもたちによい影響があると期待をする。 以上の意見が出されまして、全員賛成で可決をされました。 ○議長(日高幸一君) 総務委員長の報告を求めます。松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、総務委員会の審査報告を行います。 議案第36号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)について報告いたします。 期日、説明者は省略いたします。 総務税政課。 主な内容につきましては、1、立木売払収入56万円は、久木野々と竹野地区の町有林の間伐によるもの。 2、一般管理費、人件費729万2,000円の減額は職員の異動に伴うもの。 3、財産管理費の委託料47万9,000円は、尾原公民館とエコパークセンターの隣地の境界分筆に伴うものであります。 4、新型コロナウイルス感染症緊急対策費781万4,000円は、間仕切り、簡易ベッド、マスク、消毒液、体温計、空気清浄機などの調達に伴うものであり、財源は全額国庫補助金、新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金で措置されるとのことです。 委員会審査で分かったこと。 1、空気清浄機については、ほかの防災用備品と同様、避難所に常備するのではなく文化ホールにて保管する予定。 2、尾原公民館の隣地については、地権者から寄附していただいた。来年度の町の財産台帳に反映される予定。 主な意見としましては、1、立木の売払いについては明確な場所を提示してほしい。また、間伐の必要性については改めて検討が必要。 2、発電機や空気清浄機等の各種防災備品、特に機械類については、いざというときに安全かつ確実に使用できるためにも作動状況確認等を含めた定期点検の徹底が必要。 3、防災・防疫対策における備品等については、まだ十分とは言えない。計画的な準備が必要。 4、新型コロナウイルス感染症のリスクがある状況下では、今まで以上に危機感、責任感、スピード感に加え想像力を持って対策を講じることが必要。 5、町内における状況を把握し、的確な支援や対応をするためにも、各所等への確認頻度を高めることに加え、よりきめ細やかな情報収集を実施することが必要。 6、様々な状況を想定した上で、ハザードマップや避難所や避難方法などの見直しに加え、避難訓練の定期的かつ確実な実施や、防災リスクに対する町民意識の向上への取組み、例えば勉強会や情報発信など、公民館館長や班長、民生委員や消防団と連携をして実施することが必要。 7、新型コロナウイルス感染症及び台風や大雨への対策、加えてJアラート機器保守など緊急事態への十分な備えが必要であり、しっかりと対応してほしい。また、町民への周知を徹底することで、町民の安心につなげてほしい。 次に、企画財政課です。 主な内容としましては、1、総務費国庫補助金2,459万3,000円については、マイナンバーシステム改修220万8,000円と新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、綾町は7,228万5,000円の2号補正までに使用した分を差し引いた残額であります。 2、水上スキー大会関連では、水上スキー連盟への船艇の譲渡に向けた鑑定費用として18万4,000円を増額、また大会中止に伴う大会運営補助金10万円を減額。 3、国勢調査では、最新のゼンリン地図を使用しないことで25万円を減額。 4、予備費2,956万3,000円については、臨時交付金の交付限度額を歳入予算に計上した上で、3号補正で充当できない分が797万1,000円、歳入超過分が2,159万2,000円となっております。 委員会審査で分かったこと。 1、花火大会補助金200万円は、当初は協賛金を財源と考えていたが、経済情勢を鑑み臨時交付金から充当することに変更。なお、花火大会が中止になった場合は、当該給付金を消毒液購入など新型コロナウイルス感染対策費への流用は可能であるとのことでした。 2、ふるさと綾サポート基金繰入金の240万円減額の内訳は、東京オリンピックの延期に伴う東京オリパラ事業、セーシェル共和国との交流関連が200万円。 防災用品備蓄事業が40万円となっております。 主な意見としましては、1、花火大会の開催で町民の気持ちを明るくする効果は認めるが、当初予算の350万円の範囲内で実施し、200万円の補助金については、別にコロナ対策に使うという考え方もある。 2、企画財政課は予算を精査する上での要である。国や県からの交付金等が出る案件についても町の負担額や維持管理費等の精査をより一層強化、徹底してほしい。 続きまして、町民生活課。 主な内容としましては、会計年度任用職員の人件費32万5,000円増については、定額給付に関連してマイナンバーカード関連業務が増加したことで、時間外勤務が増加したことによるもの2万4,000円と、人事異動による社会保険料の増加によるものであります。金額は30万1,000円です。 委員会審査で分かったこと。 1、マイナンバーカードの令和元年度の交付数は113枚でありましたが、令和2年度4月、5月の申請件数合計が既に145件。4月が21件、5月が124件と大幅に増えています。会計年度任用職員1人と正職員3人の計4人体制で対応しているとのことでございます。 2、マイナンバーカードに対する綾町における交付率につきましては、10.68%。2020年5月31日現在の交付数は791枚。2019年1月1日現在の人口7,409人に対する比率であります。県内26市町村の平均は23.17%であり、ワースト5に入っております。 なお、役場職員の申請率は23.2%。交付率は18.9%と3月末現在でそのような数字になっております。 3、マイナンバーカードの申請から交付までは約1か月。申請手数料は無料ですが、紛失等による再交付手数料は1,000円となっております。 主な意見としましては、1、マイナンバーカードを取得することでのメリットやリスクをしっかり町民に説明した上で、申請の過度な集中を避けるためにも計画的な推進が必要。加えて対応人員を含めた体制構築も必要。 2、マイナンバーカードを利用した行政サービスの充実が、今後地方への移住を検討する際に重視される可能性がある。国の動向を見ながら計画的な取組みが必要。 3、町長に焼却施設の具体的な活用案を提示したが、その後の対応が極めて不誠実である。町長は、当該案件に限らず、速やかに担当部署に適切な対応を指示するなどしてほしい。綾町の行政対応への不信感に加え、綾町のイメージダウンにつながってしまう。 続きまして、農林振興課。 主な内容につきましては、歳入総額につきましては、6万1,000円の増額となっております。個々の内容につきましては、資料を御確認ください。 歳出総額は1,809万1,000円の増額となっております。同様に内容につきましては御確認ください。 委員会審査で分かったこと。 1、県の全額補助で県産の牛肉、鳥肉を小中学校給食用食材として提供する事業については、小中学校合計で牛肉713食掛ける3回、単価は1,000円。鳥肉は713食掛ける1回、単価440円を提供する予定であるとのことです。 2、中川原町有地は、過去に農業支援センター建設のために取得して埋め立てた土地であります。病害虫発生を防止するために草刈りを実施する。なお、当該用地は公共施設の建設などの公共目的以外には使用できないとの法的規制がある。したがって、民間への売却は不可能である。活用に向けて可能な選択肢を検討するとのことでした。 3、みそ・白だし作りの経緯については、豆科の植物である大豆が空気中の窒素分を土に補給する唯一の作物であることから、有機農業の基本となる土作りや循環型農業の一環として、大豆栽培を推進したことが始まりで、その大豆を使ってみそ・白だしを作り、販売するという地産地消や発酵食品を町民に提供することで、町民の健康増進に寄与することなどを目的とした取組みであった。しかしながら、現在は大豆をはじめ、塩やこうじも町外から調達をしている。収支面では材料費以外の人件費等を町が負担する形になっており、今後設備管理費等を考えると事業の継続は厳しいとの考えを持っているとのことです。また、材料代の過年度生産分267万2,000円については、総合基金問題の反省を踏まえ、現金管理の適正化、歳入歳出を全て一般会計を通すということを目的に図ったものであります。 4、農林振興課の呼びかけに応じて、有機JAS認定農家を含む15人程度が綾の農作物の新たなブランドづくりと農家の経営改善を目的として、新たな販路開拓や物流の共有化などを推進していくための「自然生態系農業農力向上委員会」を立ち上げたとのことでした。 主な意見としましては、1、みそ・白だし作りについては、人件費を含めた上での事業収支は赤字であり、土作りや地産地消が目的とはいえない状況でもある。現状のままでは、町の事業として継続する理由が見当たらない。継続する場合は、事業として成り立つことが前提となる。 2、みそ・白だし作りは町の負担にならないよう今年限りにしてほしい。同好会として民間有志に任せるのが良い。 3、みそ・白だし作りについては、今後採算が合う事業にすべく何らかの工夫ができないものか。 4、中川原町有地については、できるだけ早く活用できるように工夫してほしい。 5、事業通帳残金清算収入の14万8,000円については、この1年間においても総合基金横領事件の反省が生かされていなかったことは大きな問題で、農林振興課だけの問題ではなく役場全体として同様のことが二度と起こらないよう管理の徹底及びチェック体制の強化を強く求める。 6、自然生態系農業農力向上委員会については、綾町の自然生態系農業の未来につながる極めて重要な取組だと考える。農業支援センターをはじめ、町やJAも連携してサポートしてほしい。 次に、産業観光課です。 主な内容については、資料を御確認ください。 委員会審査で分かったこと。 1、プレミアム商品券は県の補助事業であり、飲食店を含む幅広い商店で利用できるプレミアム率30%、県負担が20%町負担が10%の商品券であります。発行量は1万円が4,600組となっております。実施期間は9月から12月末を計画しているとのことです。 2、花火大会の協賛金については、今回40回目を迎えることから厳しい経済情勢の中でも可能な限り支援を募っていく。実際に例年どおりの協賛をいただけるところもある。大会実施については、新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら、内容や運営方法などを含め、様々な観点から検討する。 3、綾北トレッキングコース整備事業は、ユネスコエコパーク、照葉樹林を生かした新たな観光資源の創出と観光交流人口の増加を目指すものである。 4、東京オリパラ延期に伴う減額ですが、国内──大阪と聞いておりますが──大阪で研修しているセーシェル共和国の政府関係者との交流費用24万2,000円は残したとのことでした。 主な意見につきましては、1、綾北トレッキングコース整備事業については、3月の新年度予算でも一切触れられておらず、今回唐突に補正予算に計上される。 また、事業計画についても定性的な説明だけで、当該事業による経済波及効果や今後の追加費用などの定量的な説明がない。 このように不十分な事業計画では、企画として成り立たないのが常識であることを認識すべきである。 2、同様に綾北トレッキングコース整備事業は、綾町の財政状況や今後の新型コロナ対策のための財源確保に加え、後年の維持管理や山ヒル対策等の費用負担や年間の利用可能日数を考えた場合、今、整備する必要性は全くない。新たな観光資源創出を考える前に、既存の観光資源を見直した上で戦略的かつ総合的なビジョンを策定し、魅力度向上のための手だてを考えることが先である。 例えば、綾川荘などに資金を振り向け施設の充実を図り、宿泊客の増加や満足度の向上に努めるべきである。 3、綾北トレッキングコース整備事業や100円バス事業に限らず、事業を計画する際に事前調査を含めた準備が極めて不十分である。財源が税金や寄附であることを肝に銘じた上で、綿密な事業計画の策定及び十分な説明、協議の実行を求める。 4、花火大会については、開催の可否に加えて、開催する場合は当初予算の350万円での開催ができないのかを含めて、最小限の費用で最大限の効果が得られるように工夫すべき。 5、花火大会を開催する場合は、3密にならないよう十分な注意を払った上での運営が必要。 6、花火大会を中止した上で、その費用を新型コロナウイルス感染症対策に充てた方がよい。 7、セーシェル共和国との交流について、国の場所すら知らない町民がほとんどだと思われる。今後、交流を続ける計画があるのであれば、具体的な交流内容の提示はもちろん、地図上での場所も明示してほしい。 8、町長はこれまでセーシェル共和国やブータン王国を訪問した。セーシェル共和国訪問は調印式に加え、今後の交流のための視察も含まれていたと考えられる。行政視察を実施した場合は、町政への還元という観点からも議会や町民に一定の報告がなされるべきである。 最後に建設課。 主な内容については、道路橋梁費及び都市計画費に係る295万5,000円の増額補正となっております。 委員会審査で分かったこと。 1、南麓竹野線ガードレール設置工事については、私有林の伐採完了の予定が8月末となることから、工事実施は9月以降になる予定。 2、繰越明許費の報告にある社会資本整備総合交付金事業3,200万円の桑下線用地買収交渉については、長期にわたり進捗がないため、今年中には交渉継続の可否判断をしたいと考えている。 3、公共下水道会計の分野の別件ではありますが、浄化センター脱水機が老朽化、供用開始から18年経過、標準耐用年数は15年との説明がありましたが、老朽化に伴い機能低下が見られるため、新たに脱水機を増設するとのことでした。 概算施工費は1,177万円の見込みであります。9月補正にて計上予定となっております。 なお、綾町における水の濁り具合を示す指数SSの要求基準は、1リットル当たり30ミリグラムとかなり厳しくしております。県は1リットル当たり40ミリグラム、国は1リットル当たり200ミリグラム以下との基準になっているとのことでした。 主な意見としましては、1、桑下線の用地買収交渉については、相手があることではあるが、できる限り早期の判断が必要。 2、住宅耐震改修補助金については、件数も少なく見直しが必要。 3、浄化センター脱水機の増設の件は、緊急性があったとはいえ金額も大きいこともあり、議会の承認を得る前の発注は問題で、時間的にも資金的にも余裕のある対応を可能とするためにも定期的な施設管理が必要。 なお、今回附帯決議が産業観光課所管の綾北トレッキングコース整備事業に係る予算について出されております。 以上、全員賛成で可決となっております。 以上であります。 ○議長(日高幸一君) 各委員長報告に対する質疑を許します。 ◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◆議員(松浦光宏君) 2点伺います。 1点目が22ページの企画財政課、②番、水上スキー大会関連での水上スキー連盟への譲渡に向けた鑑定費用18万4,000円の増額なんですけれども、これに関して委員会審査内で、例えば鑑定をされて、そこで示された金額が高い金額であっても水上スキー連盟は、それを買われることをもう話がしてあるのかどうかということを聞かれていたらお聞かせください。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) 委員会審査の中では、その部分については確認をしておりません。 ◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◆議員(松浦光宏君) 2点と言って、1点しかしていなかったんで。 それと、そのことについては確認されていないということだったんですけれども、この鑑定費用の18万4,000円、これを下回った場合は、果たしてそれでお渡しするのかどうか委員会内で聞かれていたらお教えください。 それともう一つ、ページ数でいうと28ページ産業観光課の委員会審査で分かったことの②番、花火大会の協賛金についてはということで、今回40回目を迎えることから厳しい経済情勢の中でも可能な限り支援を募っていくということであるんですけれども、この40回目というのは、町民に関しては全く関係ないことであって、こういった理由だからというので、果たしてこういう支援をしていいのかどうかということと、また、これに関して例年どおり協賛いただけることもあるとここで書かれてあるんですけれども、委員会内でこれの内容に関して、一つは、町が協賛金を企業に求めていくと、求められた側は断りづらいというところがあると思うんですね。そういったところまで、内容を聞かれたかどうかということが分かれば教えてください。 ○議長(日高幸一君) 松本委員長。 ◎総務委員長(松本俊二君) まず1点目の水上スキーの件ですけれども、この18万4,000円を下回った場合ということでしたけれども、執行部側からはかなり立派な船艇であるということなので、それなりの金額が出るという回答はいただいております。ただ、明確な金額自体を確認したわけではございません。 それから、2番目の花火大会の協賛金についてですけれども、表現の仕方もあったかと思うんですけれども、40回目ということもあるので、ある意味では記念大会ということなので、そういう努力を、もしやるんであれば努力をしていただければということで、無理強いをしろということではないということです。実際に既に例年どおりと同じことをやりますよと手を挙げていただいているという非常にありがたい話もあるということなので、こういう時期ですので、慎重にやっていただけるものというふうに考えております。 以上です。 ◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◆議員(松浦光宏君) ありがとうございます。 2番の水上スキーのことに関しまして、鑑定されるんであれば、ただ金額を査定するだけに18万4,000円かけられるわけですから、これが本当に高い金額がついた場合に、水上スキー連盟がそれを購入されるのかどうかを確認していただけるように要望いたします。 ○議長(日高幸一君) ほかにありませんか。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第36号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。 ◎議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員
    ◎議員(橋本由里君) 議案第36号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)につきまして、意見を述べて賛成の討論を行います。 トレッキングコースの新設予算は、私は無駄になる可能性が高いと思っておりますので、反対をするつもりでおりました。あとで附帯決議がつくということになりましたことから賛成をすることといたしました。 また、コロナウイルスの関連予算がたくさん盛り込まれているということから、今回賛成をすることといたします。 まず意見ですけれども、先ほども申し上げましたように職員の補充について要望いたします。3月以降5人の職員が退職しています。職員定数を4人下回っていますし、正規職員以外の会計年度任用職員数も昨年度より減らしています。また、時間も縮小するという中では、様々な問題が起きても要因はそこにあるということになりかねないと思っております。ぜひ早急な補充を求めます。 次に、農林振興課のみそ作り・白だし関係の現金の取扱いについて意見を申し上げます。 私は、平成23年にこのみそ作り関係の現金取扱いについて改めるよう求める立場から質問をしております。当時の答弁からも、こうしたことは既に解決済みであると思っておりましたので、今回は非常に残念な思いをしております。しかも、この分が現金でそのまま保管されていたようだということをお聞きして、ただただ驚くばかりです。 以前にも執行部の皆さんに要望したことがありますが、少なくともここにおられる職員の方々、議員の質問、町長の答弁をよくお聞きいただき、自分の担当のことだということは改善するよう努めてください。ただ、委員長報告を見て少し不安を持っております。つまり、みそ作り・白だし作りの事業とこの現金の取扱い問題は別だと思っています。地産地消でなくなったとはいえ、自分たちでみそを作ることについて希望する町民もおられます。行政の考えのみで簡単にやめるのではなく、例えば、大豆や麦の作付の奨励はできないか、こうじの材料になる綾町産の米や麦はどうやって調達すればいいか、その可能性も十分検討してください。今のような材料調達でも続けたい希望の有無など、利用者の声を聞き協議した上で検討していただきたいと思います。 マイナンバーカードについても意見を申し上げます。詳細な報告もありました。決してカードをつくることを強制しないことを望みます。町民に必要な情報を提供して、その上で一人一人の町民がおつくりになることを止めはしませんけれども、少なくとも行政の力で進めることはやめてほしいと思っております。今回の予算にも出ておりますが、システムの改修については着々と整備が進められておりますが、この安全性についてはまだまだ不安を持っている町民も多いことを御理解ください。 もう一つ気になっているのは、酒泉の杜の今後のことです。7月中旬には廃業という話も出ています。職員の雇用問題とともに綾町の観光事業への大きな影響が予想されます。入浴施設も宿泊施設もなくなれば、綾町の事業であります温泉券の助成事業、また、多くはありませんが入湯税も入ってきております。スポーツ合宿への影響、イベントの取りやめは計り知れませんけれども、町長は至ってのんびりされているように見えるのは私だけでしょうか。 もう一つ、この際指摘させていただきたいことがあります。 町長は、これまで何度か御自分の発言を指摘されたときに、発言していないと答えております。挙句の果てに、聞いた方が誇張したと町民の責任に転嫁した発言もありました。今年の4月30日のコロナ関係で申入れをした際に、多くの町民は困っていないと発言したことも全く同様です。その時点で困っている状況は把握していたのだから言うはずがないと言い、謝りもしなければ取消しもしません。このようなことが続くと議会だけでなく職員や町民の信頼をなくしていくと心配しております。不信もおきます。町政の先行きに不安を持つことになります。もし、言い過ぎたら、間違ったら、非を認めましょう。謝りましょう。昨年の9月の議会の最終日の最後に私が議長に発言を求めたのは、町長が9月議会の閉会の挨拶でも、100円バスに関する敬老会での発言について非を認めなかったからです。この場で謝罪されればリセットできる公的な場は、今しかないと思ったからでした。町長は、謝罪どころか言ったことすら認めませんでした。町長御自身が、そのようなときには開き直るのは性分だとおっしゃるのであればそのように理解もしましょう。もし本当に記憶がないのでしたら専門家に御相談ください。 町民は、コロナウイルス感染症の不安の中で、息苦しさと不自由さを感じながらここ数か月過ごして来ました。まだまだ安心はできません。町民のこのような思いに寄り添う町政を求めて討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論を続けます。 ◎議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◎議員(青木實君) 討論を始める前に議長に許可していただきましたので、3分間ほど時間をいただき先輩議員の1人である継松敏夫氏から、今回のコロナウイルスに寄せて郷土綾に対する思いを皆さんにお伝えしたいと思います。 「私の考え。新型コロナウイルス感染症の拡大には3密を防ぐことだと言われていますが、そのような中では、感染者の状況を見てもやはり都市部人口密度の高いところが発症率も高いと思われます。そういった点では、田舎の価値や田舎の暮らしがウイルスと共生を考えた中では、見直されるべきだと考えます。 以前より東京一極集中のリスクが指摘されていましたし、自然災害などの大きさなどを考えても一極集中からの転換を早期に進める必要があります。 新型コロナウイルスの教訓ですが、新型コロナウイルスは世界的にまだまだ増加している国もあり、収束のめどすら分かりませんが、明らかにこのウイルスによって、私たちの生命や医療環境、ライフワークなど考えさせられることが多々あります。 農村では過度な依存ではなく生活を営み、できる限りのもの依存で生活しており、ゴールデンウイークも含め1か月以上も外出を自粛しても日常生活で関わる以外は、誰彼と会わなくても不都合も不自由もほぼなく一定水準で生活できるという強みを持っています。日頃、普通に生活していれば、東京や都市のほうばかりに目が向いて、少しでもそこに近づくことが発展や成長だと考えてしまいがちです。だから、農村から人がいなくなり、後継者もいなくなり、農地も荒れていきます。ただ、今回のような感染症には田舎は極めて強い安全地帯となっていることを教えられます。そう考えれば、今でも田舎のよさを理解して、多くの人々が移住していただいていると思います。近い将来、帰郷したり、移住したりして綾に来られる人が増えてくれるのではないかと期待しています。逆にこれまでの都市部のリスクが言うまでもなく今回のウイルスによって、都市機能そのものである3密による生活の危うさが浮き彫りになりました。そう考えたとき、田舎町綾では、何と言っても農協が必要だと私は思っています。私は組合員です。これからは、田舎のよさや田舎の暮らしが必ず見直されるようになると思われます。どこに住もうか、どこが住みやすいかを考えたときに、そこで生活ができるのか暮らしやすいかを考えると思います。そこで力を発揮できるのが総合事業に取り組む農協だと思います。その田舎に農協があることが、農協生産はもとより金融、共済、購買、医療など暮らしに関わるあらゆる問題に対応できます。昔からどんな田舎に行っても農協はあり、地域の皆さんも農協を頼りにしていました。しかし、綾町では過疎、高齢化が一層進み、利用者も減って経営が成り立たないか、成り立ちにくくなっていると思っています。しかし、組合員や地域にとって最後のとりでが農協の存在だと思います。綾町政として綾農協を抜きには何事も考えられないのではないでしょうか。綾町として、農協があるから助かるという地域の皆さんから喜んでもらえるそんな農協政策を町として、今こそ明らかにしてほしいと思っています。綾町の存在、我が町のよさを今こそみんなで認識し、協力一致を語り合っていきたい。いかがでしょうか。」以上です。 それでは、私の賛成討論のほうに入らせていただきます。 町財政が厳しい折、綾北トレッキングは至急を要するものではなく、また、後年の維持管理費、山ヒル対策がかかり、さらに年間の利用可能日数を考えると、今整備する必要性は全くありません。むしろ、綾川荘等に資金を振り向け施設の充実を図り、宿泊客の増加、満足感向上に努めるべきではないでしょうか。同様に、白だし・みそ作りも町の負担にならないように今年限りにしてほしい。町外者も対象にしており、同好会として民間の有志に任せるほうがよいと思います。綾北トレッキングについては、附帯決議を遵守し、次回9月議会で減額補正をして決着すべきであると思います。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 賛成討論を続けます。 ◎議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◎議員(松本俊二君) それでは、議案第36号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場で討論を行います。 今回の総額4,929万1,000円の補正予算については、職員の人事異動及び新型コロナウイルス感染症に係る各種支援策に伴う項目が主なものであることから、全体としては賛成いたします。 ただ、3月定例議会の100円バス事業に続き、今回も綾北トレッキングコース整備事業で附帯決議をつけざるを得ない状況を招いたことは極めて遺憾であります。 また、みそ・白だし作りの材料代の過年度清算や、長年使用されていない預金通帳の残高清算が、これまで放置されてきたことについても組織全体として猛省を求めるものであり、この総責任者である町長、業務部門の責任者である副町長の責任は極めて重いと考えます。 3月の定例議会でも話したように、まちづくりのトータルプランに基づいた各事業分野での計画が策定されていないことに加えて、様々なことに対して行き当たりばったりの対応をしていることが、一向に行財政改革が進まない根本的な理由であると考えています。結果として、今まで以上に財政的に厳しい状況をもたらしているとも言えます。 今後は、新型コロナウイルス感染症についても、第2波、第3波への備えや雇用対策を含めた生活支援などに加え、新型コロナウイルス感染症禍における大雨、台風、地震等の災害への備えや対応が待ったなしの状況にあります。 そのような中、16日の宮崎日日新聞に河野宮崎県知事が御自身の給与を削減しない意向を示したとの記事が掲載されていました。その理由が、消費マインドを引き下げかねない選択をするよりは、地産地消を盛り上げていく。定められた報酬をいただく中で精いっぱい自らの職責を果たしていくのが本筋というものでありました。もちろんそれぞれの考えがあることは百も承知の上で、個人的には平常時ならともかくこの新型コロナウイルス感染症の非常事態の中で、定められた報酬がもらえない人や今後の生活に大きな不安を抱えている人がたくさんいる状況を認識していれば、そういう判断はできないし、県民の理解も得られないと思いました。 個人の消費履歴を明らかにするというのであればまだしも、そのようなことは現実的ではありません。だからこそ、一旦報酬を減額し、議会の承認を得た上で使用目的を明確にして県民に還元するというやり方を選択する首長がいるのではないでしょうか。そういう身を切る姿勢を見せた上で協力や負担をお願いすることこそが本筋だと考えます。 綾町におかれましても、町長もぜひ御自身に置き換えていただき自ら執行部三役はもちろん議会、そして職員にも呼びかけてください。私は喜んで協力したいと思います。 新型コロナウイルス感染症への対応では、国をはじめ都道府県、そして市町村の首長のリーダーシップの真価が問われました。また、地方が見直されるきっかけともなりました。先ほど元議員の継松氏からの思いがありましたけれども、綾町への移住につながるような対応がこの対策でできたかどうか十分に検証する必要がありますし、第2波、第3波に向けた備えに加えて、綾町の魅力度向上のために取り組まなければならないことが山積しております。 最後に、戦略性、計画性、当事者意識、責任感、そして何よりスピード感を持って町政の再構築に当たっていただくとともに、今年度予算の早期見直しを強く求めて、賛成討論といたします。 ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第36号に対する各委員長の報告は可決であります。各委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第36号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)は、委員長報告のとおり可決されました。 ここで、暫時休憩をいたします。(休憩午前11時45分)………………………………………………………………………………(再開午前11時52分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第9.決議案第2号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第9、決議案第2号、議案第36号令和2年度一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。松本委員長、登壇して説明をお願いいたします。 ◎総務委員長(松本俊二君) それでは、決議案第2号、議案第36号令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議について別紙のとおり提出するものであります。 令和2年6月18日。提出者、綾町議会総務常任委員会委員長、松本俊二、綾町議会文教福祉常任委員会委員長、橋本由里。 議案第36号令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)に対する附帯決議。 議案第36号令和2年度綾町一般会計補正予算(第3号)の採決に当たり、款の6商工費、項の1商工費、目の3観光費、「ネイチャーアクティビティ創出事業(綾北トレッキングコース整備等に要する経費385万円)については、以下の意見を付するものとする。 当該事業については、町民に厳しい財政状況を訴えている中であり、また新型コロナウイルス感染症対策に係るさらなる対応も考えるべき時期でもあり、事業効果や維持管理費等を再度精査して、事業実施を検討する必要がある。 1、「ネイチャーアクティビティ創出事業」の執行を一旦停止すること。 2、「ネイチャーアクティビティ創出事業」については、周辺施設整備も含めた事業計画として根本的に見直し、財源及び経済効果や事業開始後の維持管理費等の関係費用を明確にした上で、議会に説明し同意を得ること。 3、上記2に記載した状況に至らない場合は、令和2年(9月)綾町議会定例会までに当該事業に係る予算を取り下げること。4、戦略的かつ総合的な観光再生プランを至急策定した上で、それに基づく既存の観光資源を生かした具体案の提示と実現を図ること。 上記を決議する。 令和2年6月18日、綾町議会。 ○議長(日高幸一君) ただいまの提出者の説明に対し、質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を許可します。反対の討論を許可します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許可します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。決議案第2号については、これを可決することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、決議案第2号については、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第37号 △日程第11.議案第38号 △日程第12.議案第39号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第10、議案第37号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から、日程第12、議案第39号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。 なお、委員長報告の後に、各議案ごとに質疑、討論、採決を行います。 文教福祉委員長の報告を求めます。橋本委員長。 ◎文教福祉委員長橋本由里君) 議案第37号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、御報告いたします。 期日、説明者はご覧ください。 主な内容は、4月の定期人事異動に伴う職員給与費等の補正でございます。 委員会審査で分かったこと、特記すべきことはありませんでした。 採決に当たっての主な意見もありません。 全員賛成で可決をされております。 次に、議案第38号、令和2年度綾町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)について御報告いたします。 期日、説明者はご覧ください。 主な内容は、4月の定期異動に伴う職員給与等の補正でございます。 委員会審査で分かったこと、採決に当たっての主な意見は、特記すべきことはございませんでした。 全員賛成で可決をされております。 続いて、議案第39号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第1号)について御報告いたします。 期日、説明者はご覧ください。 主な内容は、介護給付費準備基金の繰入れ等による保険料の負担の緩和などでございます。 委員会審査で分かったことといたしまして、保険料の軽減の拡大は、介護保険料の第1から第3段階の方が対象です。 保険料は、第1段階2万800円の方が485人、第2段階3万4,800円の方が369人、第3段階4万8,700円の方が282人ということになっております。 次に、ミラクルジム、体幹トレーニング、てるはドームでの全世帯対応の体幹トレーニングの新設でございます。 これは、新しくできた努力者支援の対象になるということです。 体幹トレーニングは、てるはドームでの実施分は、3か月で1人1,000円の負担となっております。いわゆる旧北俣保育所での実施分は、負担はありません。 てるはドームの教室の申込みが想定より多かったために、今回作業療法士の人件費が追加されます。作業療法士の方の人件費につきましては、先ほど別議案で報告をいたしたものでございます。 加えますと、先ほどは旧北俣保育所の人件費、1日1万5,000円と申し上げましたが、てるはドームのほうも同じ費用でございます。 採決に当たっての主な意見といたしまして、体幹トレーニングの受講者が多い。健康維持のために続けてほしい。 2つ目は、介護予防啓発の事業に期待をするという意見が出され、全員賛成で可決をされております。 以上で報告を終わります。 ○議長(日高幸一君) まず、日程第10、議案第37号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第37号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第37号に対する委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第37号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第11、議案第38号、令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第38号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第38号に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第38号、令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、日程第12、議案第39号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第1号)に係る委員長報告に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 討論を行います。議案第39号の原案に反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。議案第39号に対する委員長の報告は可決であります。委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、議案第39号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第13.意見書案第2号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第13、意見書案第2号、新型コロナウイルス感染症対策に係る財源確保等を求める意見書を議題といたします。 この件につきまして、討論を行います。意見書案第2号に対する反対の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 賛成の討論を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 討論を終わります。 採決を行います。原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。(起立 9名) ○議長(日高幸一君) 起立全員。よって、意見書案第2号、新型コロナウイルス感染症対策に係る財源確保等を求める意見書は、原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第14.議員派遣の件について ○議長(日高幸一君) 次に、日程第14、議員派遣の件についてを議題といたします。 議員派遣につきましては、綾町議会会議規則第120条の規定により、別紙のとおり派遣したいと思います。また、計画の一部変更等については、議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議員派遣につきましては、別紙のとおり決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第15.各常任委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(日高幸一君) 次に、日程第15、各常任委員会の閉会中の審査及び調査について議題といたします。 各常任委員長より、各常任委員会の所管事項について、閉会中の審査及び調査事項にしたいと申出がありました。 お諮りいたします。各委員長より申出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の審査及び調査とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第16.議会運営委員会の閉会中の審査について ○議長(日高幸一君) 次に、日程第16、議会運営委員会の閉会中の審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては、閉会中の審査事項とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議会運営委員会の所管事項のうち、次期定例会及び臨時会の会期日程等議会運営に関すること及び議長の諮問に関することについては閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第17.二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査について ○議長(日高幸一君) 次に、日程第17、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、二反野地区メガソーラー建設計画等調査特別委員会の閉会中の審査及び調査については、閉会中の審査事項とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── ○議長(日高幸一君) 以上で本日の議事日程の全部を終了いたしました。 議員各位には会期中熱心なる御審議をいただきありがとうございました。 また、執行部の皆様には誠意ある御説明、御答弁をいただきありがとうございました。お疲れさまでした。 ここで、町長の御挨拶をお願いいたします。(町長挨拶) ○議長(日高幸一君) これをもちまして、令和2年第3回定例会を閉会いたします。(閉会午後0時11分)──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      令和2年 6月18日                  議  長 日高 幸一                  署名議員 橋本 由里                  署名議員 日髙 憲治...